眠れない夜のララバイ 

誰もが自分を愛し、他者とも上手くいき、楽しく暮らすことを目指す、お婆さんのブログです

もう少しで70歳・・年をとるのも悪くない

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先日、高校時代からの友人6人が、各地から一年ぶりに集合しました。

 

ひとりが「50年以上の付き合いなんだね」と言い出し、それぞれが50年前を思い出そうとしましたが、誰もがはっきりとは思い出せないほどの昔でした。

 

 50年といっても50年間ずっと交流が続いていたわけではありません。

 

地理的にも、境遇的にも、さまざまな暮らしは、それぞれがそれぞれの生活を送ることに精一杯な日々の中で、何年も、人によっては十何年も途切れてしまう付き合いでした。

 

 

仲たがいも、激しい喧嘩(けんか)もありました。

 


 

 いわゆる人生の荒波も、程度の差こそあれ、皆が被(かぶ)ていましたし、「まさか」の坂もこえてきました。

 

 

半端(はんぱ)ではない苦しい時代を過ごした人や、言葉にできないほど辛(つら)い体験をした人も。病に長く痛めつけられ苦しんだ人も。障がい者となった人も。外国で、強盗から必死で子どもたちを守った人も。

 

 

 

皆、もう少しで70歳。顔のしわは深くなりトイレは近くなり、勘違(かんちが)いや物忘れが増えて、この日の集合時間を勘違いして、大幅に遅刻した人も。(私も前回の集まりの時、バス停を二つも前で降りてしまい、大幅に遅刻したのでした。)

 

 

 

 こういう場合、以前は顰蹙(ひんしゅく)ものでしたが、今は「まったくぅ・・・」と笑って済まされます。

 

 

 そこにあるのは、

「年を取ったんだから仕方ないよ」という諦(あきら)プラス思いやりと

「お互いよくここまで頑張って生きてきたよね」という感慨(かんがい)ではないかと思います。

 

 

 

いつも集まると近況報告のほかに、

いまどんなことを考えているのか

これから先どうしたいのか

の話題になります。

 

 

それは誰にとっても否応(いやおう)なく自分の生き方を顧(かえり)みるきっかけとなります。

 

 

 

 私は今回の集まりに着ていく地味な服に黄色がほしくて、ミモザの花のブローチをつけていくことを思いついたのですが「ミモザの季節は今じゃないから・・」

と思った直後、

 「構(かま)わない。季節なんて気にしないで、いま付けたいブローチを付けて行こう」と思ったのです。

 

 

それは少し前の私なら考えられないことでした。

季節感を大事にしたいと過ごしてきた自分の価値観を裏切った自分に驚きながらも

「自由になった」と感じたのです。

 

 

 それは、またひとつ

「新しい自分に出会った」瞬間でもありました。

 

 

  

おもしろいことに5人の友も同じように

「自由になった」と感じていました。

 

 

 

そして申し合わせたように

「新しい自分に出会うこと」を楽しみに暮らしていたのです。

 

 

 

「年を取るのは大変で、嫌な事ばかりかと思っていたけど、年を取るのも悪くないね」

 「うん、結構おもしろいかも」

 

 

 

それが6人の「今」を生きている感想でした。

 

 

 

この先どうなるのか。

だんだん衰えも進み、いろいろ大変なことも出てくるのでしょうが、先のことはわかりません。

 

 

 

いま生きていること、生かされていることを喜びとして、いくつもの「新しい自分」に出会うことを楽しみに暮らしていきたいと思うのです。

背には翼をつけ、大地に足をつけて。

 

 

 

 

それでは今夜はこれにて、、、

今夜もあなたに Good Night !