眠れない夜のララバイ 

悩んだり寂しかったり眠れない夜、明日へのヒントや安らぎが見つかりますように!

大切な人を守る・・・戦争に巻き込まれないために

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茨木のり子さんの詩です。

        木の実

 

高い梢(こずえ)

青い大きな果実が ひとつ

現地の若者は するする登り

手を伸ばそうとして転(ころが)り落ちた

木の実と見えたのは

(こけ)むした一個の髑髏(どくろ)である

 

ミンダナオ島

二十六年の歳月(さいげつ)

ジャングルのちっぽけな木の枝は

戦死した日本兵のどくろを

はずみで ちょいと引掛(ひっか)けて

それが眼窩(がんか)であったか 鼻孔(びこう)であったかはしらず

若く逞(たくま)しい一本の木に

ぐんぐん成長していったのだ

 

 生前

この頭を

かけがえなく いとおしいものとして

掻抱(かきいだ)いた女が きっと居たに違いない

 

小さなこめかみのひよめきを

じっと視(み)ていたのはどんな母

この髪に指からませて

やさしく引き寄せたのは どんな女(ひと)

もし それが わたしだったら・・・・・

 

絶句し そのまま一年の歳月は流れた

ふたたび草稿(そうこう)を取り出して

(は)めるべき終行 見出せず

さらに幾年(いくとし)かが 逝(い)

 

もし それが わたしだったら

に続く一行を 遂(つい)に立たせられないまま

 


「茨木(いばらぎ)のり子詩集 落ちこぼれ」より  水内喜久雄 選・著 理論社

 

また「終戦の日」がやってきますね。
たった七十数年前、日本は戦争をしていました。

 

 戦争で苦しむのは、国という塊(かたまり)ではありません。


戦争で苦しむのは、生身(なまみ)の人間の体と心です。

 


戦争で苦しむのは、私の大切な ひとりひとりです。


戦争で苦しむのは、あなたの大切なひとり ひとりです。


戦争で苦しむのは、対戦国の大切なひとりひとりです。

 

 

 戦争の苦しみは戦争が終わった後も続きます。


大切な人の体や心に大きな傷を残します。


大切な人が亡くなり、顔も声も匂いも体も全部失われていたら、、、。

 

 

 

私たちはもう二度と戦争に巻き込まれない。

私たちは大切な人を守ります。

 

 

戦争を体験した方が語っていました。


「戦争が始まるなんて思わなかった」


「あっという間だった」


「止めようと思っても
 もうだれにも止められなかったんだ」

 

 私たちはもう二度と戦争に巻き込まれない。

私たちは大切な人を守ります。

 

 どうやって守ればいい?

 

 私たちには選挙権があります。


私たちは選挙に行くことで
大切な人を守ります。

 

 選挙に行っても変わらないのでは?
いいえ、変わります。

 

誰を選んでも同じでしょ?
いいえ、考えが違えば政治も違ってきます。

 

 どんな世の中にしたいのか
投票することで
自分の意志を表明できます。

 

 

だれに投票しよう、と迷う場合は
消去法で選びます。

 

 選挙は
どの政党もどの人も 
良いことばかり話します。

でも

いいこと言っているけれど
これだけはイヤだ
と思うことがあるなら
その政党やその人は、はずします。

 

他よりマシと思うところを

まわりに惑わされずに
自分の意志で決めます。


そして
自分の意志で投票します。

 

 

投票することで

今とこれからを決めていきます。

 


投票することで
大切な人を守ります。

 

 


それでは、今夜はこれにて、、、

今夜もあなたに Good Night !