眠れない夜のララバイ 

誰もが自分を愛し、他者とも上手くいき、楽しく暮らすことを目指す、お婆さんのブログです

3つの働く意味

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働くことには3つの意味があると学んだのは、働きながら学んでいた時の、ある授業においてでした。

 

黒板に書かれた問い。

 

「人は何のために働くのか」

 

 そこに居た学生は誰もが、一つしか答えられなかったと記憶しています。

 


1.金銭を得るため

 

 2.自己実現のため


3.他者を幸せにするため

 

 

仕事をする理由は、生活のための金銭を得ることであり、他に意味はない。

と考えているとき、働くことは金銭を得る代価として、長時間拘束(こうそく)された苦しい時間に過ぎないかもしれません。

 

 

働くことには3つの意味があると知った時、教室はため息のようなどよめきで満たされました。

 

明日からの仕事の意味が変わったのです。

 

 

宅急便を日本で初めて始めたヤマト運輸の小倉昌男さんは仕事の持つ意味を下記のように語っています。

 

仕事は収入を得る手段だが、決してそれだけが目的でやるものではない。それを通じて持てる能力を発揮し、自分らしさのようなものを表現できるとすれば、それも仕事から得られる果実のひとつだ。つまり仕事とは、自己実現の手段でもあるということである。

 

「『なんでだろう』から仕事は始まる」小倉昌男(おぐらまさお) 講談社

 

自分の仕事が自分自身を表現し、誰かを幸せにすることもできると自覚することができたら、労働は創造的で積極的な意味を持って来ます。

 

 

例えば、パン職人である場合、作るパンを通して食べる人を元気にしたり、健康を支えたり、美味しさで幸せにしたりできる可能性があります。

 

どんなパンを作るのか、作りたいのか。

 

材料や設備が限られた中でも、こういうパンを作りたいという想いを形にすることもできます。


まぎれもなくそこには、作り手の夢や考えや価値観が反映されたパンが出来上がります。


パン作りを通して自分を表現し、しかも誰かを幸せにすることもできることになります。

 

 

 「世界は誰かの仕事でできている」

 

という「ジョージア」缶コーヒーのCMが一時流行りました。

 

 

世界は誰かの仕事でできている・・・本当にその通りだと気付き感動しました。

 

誰かが誰かのために仕事をし、そういうたくさんの仕事が集まり、お互いに支えあうことによってこの世界は成立しているのだ・・・

 

と胸があたたかくなり、厳(おごそ)かな気持ちに満たされたのを思い出します。

 

 

これも、小倉さんの言葉です。

 どんな仕事もなんらかの形で社会に役立つことをめざしている。

自分のやりたいことというのも本人にとって大きな価値だろうが、世のため人のために何かをするということも、それに負けないくらいの価値がある。 

 

先月の私の体験を書きます。

八月の朝、うっかりして生ごみを出す時間に遅れてしまいました。

収集車の後を追いかけて、次の次の収集地点で止まって作業されているところに何とか間に合いました。

 

大きな声で呼び止めると振り向いてくれましたが、笑顔だったのです。

 

いやな顔をされても仕方がない状況でしたが待っていてくれ、気持ちの良い笑顔で受け取ってくれました。

 

ゴミの収集は大変な仕事の一つだと思います。まして夏の生ごみは、腐敗した匂いや汁が垂れたりして嫌な気持ちになることが多いことでしょう。

 

大変な仕事でも、人はこんな風に仕事することもできるのだと強く印象に残りました。

 

もしかすると彼は

「自分は機嫌(きげん)良く仕事するのだ」と思い定めていて、

自然な形で自己表現していたのかもしれません。

 

いずれにせよ、その背の高い若い男性を思い出すたび、勇気づけられるのです。

 

 

[新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる!

[新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる!

 
「なんでだろう」から仕事は始まる!

「なんでだろう」から仕事は始まる!

 

 

  

それでは、今夜はこれにて、、、

今夜もあなたに Good Night !